
「ガスガンに興味があるけれど、種類が多すぎて何を選べばいいかわからない……」
そんな方のために、2026年今こそ手にしてほしいガスガン10選をピックアップしました!
……はい、仰りたい事はわかりますが、ちょっとお待ちを。
本当によくありますよねこういう記事、でもちょっと待って!
今回、我々ミリタリーグッズ.comからこの記事を出すに当たって「エアガン買取専門店の視点」を加えました。すなわち、
- 買い取った時に壊れている事が少ない = 構造の信頼性が高い
- 壊れていても修理して出品がしやすい = メンテナンス性が高い
- 買取相場がそうそう大きくは崩れない = リセールバリューが高い
の3つです。
もちろん、2026年時点の中古を含めた入手性も考慮の上で記載しておりますのでご安心を。
構造の信頼性・メンテナンス性抜群!東京マルイの王道3選
とはいってもやはり最初は日本最大のエアガンメーカー、東京マルイからです。
買取現場でも「動作が安定している」「欠品パーツが入手しやすい」ともっぱらの評判。それすなわち初心者の方にも優しい存在という事。こればかりは逆らえません。
1. [東京マルイ] LCP(コンパクトキャリーガスガン)

〜まずは気軽にお座敷シューティング用のガスガン〜
「お座敷シューティング」というのはつまり、自分の家/部屋の中で撃って遊ぶ用ということ。
いきなりサバイバルゲームに参加というのは、やはりハードルが高いです。まずはお座敷シューティングでガンに親しむところから始めるのがオススメです。
この用途であれば、
- 初速(パワー)がマイルド
- コンパクトで場所を取らない
- 動作部分が少なくメンテナンスフリー度が高い
な物が向いており、東京マルイのコンパクトキャリーガスガンシリーズはうってつけです。
中でもシリーズ初代となる「LCP」は中古市場への流通も多く、壊れていることもあまりないので買取専門店の視点で見てもオススメです。
新品なら1万円弱、中古なら美品が8000円強程度で手に入る安さなのも嬉しいところです。
しかし、これは固定スライドガン。撃った瞬間にスライドが激しく前後する「ブローバック」は搭載されていません。


2. [東京マルイ] コルト M1911A1 ガバメント

〜「ガスブローバック」の衝撃を初体験するならこれ〜
ガスガンの醍醐味といえば、なんといっても大迫力の「ブローバック」です。 金属がぶつかり合うような「ガツン!」という鋭い反動は、一度味わうと病みつきになりますよ。
ブローバックの強さで言えばもっと強烈な機種もあるのですが、ここではあえて比較的マイルドな部類に数えられるこちらをオススメします。
というのものまず定番品なので入手性が高いです。
また、内部構造が完成されており、中古で買っても「まったく動かない」という事があまりありません。メンテナンスの基礎を学ぶのにも最適と言えるでしょう。
常に一定の需要がある品のため、もし手放すことになった時も買取価格が安定している、というのもポイントです。


3. [東京マルイ] ハイキャパ5.1 R ブラックモデル

〜14歳以上推奨。室内練習に最適な「大人も使える」1挺〜
とはいえお座敷シューティングをするには、BB弾で部屋の中の物が傷つかない環境を作る工夫が必要。ハンドガンでも0.2g弾で初速70m/sほど出るのでフルパワーだと中々難しい所があります。
そこで注目なのが、東京マルイが18歳未満のジュニア層に向けて展開している「Rシリーズ」。0.2g弾で初速40m/sいかないくらい、とかなりパワーが抑えられており、通常モデルよりは環境が整えやすくなっています。
しかし、ブローバックの強さや射撃精度、マガジンなどの拡張パーツとの互換性は通常のハイキャパ5.1とまったく同じ。
そのため、室内で遊ぶ大人にも隠れた人気があるモデルなんです。
中古ではあまり見かけないのですが、2024年に電動ガンでもRシリーズの展開が始まった事を受けてか再生産が多くなっています。入手性も問題ないでしょう。


ガスガンの世界は広い。個性が光るこだわり派の7選
ガスガンの世界は、実銃のような外観の美しさや、特殊な作動システムなど、知れば知るほど奥が深いです。「自分だけのこだわり」を見つけたいならここから選んでみてください。
4. [マルゼン] ワルサー P38

〜本物からのお墨付き「正規ライセンス品」〜
エアガンの外見は、既に存在している実銃を再現する事が多いのですが、ロゴや細かい刻印は商標の関係で、「似てるっちゃ似てる」くらいの微妙な物にされている事が多いです。
しかし、中には実銃メーカーの厳格な監修を受け、本物とまったく同じロゴなどを使用する許可を正式に得ている「正規ライセンス品」という物も存在します。
日本の老舗エアガンメーカーの1つ、マルゼンはドイツのWalther(ワルサー)と正式な契約を結び、実銃の図面を元に作られており、ロゴや刻印も含めた外観・発射以外部分の動作まで精密に再現したエアガンを発売しています。
ワルサーP38は長年愛されている「ルパン三世」の愛銃としても有名な一挺。今となっては少しクラシックなそのシステムをしっかり再現。
所有欲を満たしてくれる一挺ですが比較的再販も多く、メンテナンス用パーツも入手しやすいです。その分、中古でもよく整備された物が出てくる事が多い品です。


5. [KSC] Cz75 セカンド ver システム7 HW

〜ヘビーウェイト素材の重厚感〜
「とはいえエアガンってプラスチックじゃないか、持ってみたらいかにもオモチャってカンジなんでしょ?」と思われている方もおられるかもしれません。
わかります。
そういう方にこそ手にとって欲しいのが品名に「HW」と付いているエアガン。これはプラスチック(樹脂)に金属の粉を混ぜ込んで成型した特殊な素材「ヘヴィーウェイト樹脂」を使っているという事を示しています。
何が良いかと言うと、まず重い。質感がぜんぜん違う。ちと上級者向けですが「ブルーイング」と呼ばれる実銃でもよく行われる加工処理だってできます。
KSCはそんなHWモデルを数多くリリースしているメーカー。重いスライドをしっかり動かすための動作システム「システム7」にも定評があります。
Cz75は「世界最高のコンバットオート」とも称される有名な銃ですが、国内メーカーで純粋なガスブローバックを出しているのはKSCのみという事もあって人気の商品です。
マルイ製品に比べると、どうしても傷みやすい内部部品がある(ピストンカップ)のですが、メーカー公式通販で簡単に取寄せ・交換できるので、中古で買っても安心です。


6. [BATON] BM-9 CO2 ガスブローバック

〜冬でもガツガツ動く!最新パワーソース「CO2」の衝撃〜
残念ながらここまで紹介してきたガスガンの動力源である「HFC134aガス」は、そこそこ強い温室化効果があるため、国際的に流通が削減されてきています。そこで最近注目されているのが「CO2ガス」のボンベ。
もちろんCO2にも温室化効果はあるのですが、他の産業で出てきたものを再利用する形で生産されるので、環境負荷を大きく減らす事ができます。
だいぶ前にサバイバルゲームをやっていた、という方はCO2と聞いてすわ極悪外部ソースか?と身構えられるかもしれませんが、最近の物は炭酸水メーカーに使うような小さなボンベをマガジンの中に装填するタイプが主流で、かつてのような違法品は出回っていません。
とはいえCO2のパワー事体が弱くなったワケもなく、ブローバックの迫力はガツン超えてドカンクラス。さらにはガスガンが苦手な冬場でもガンガン動きます。
その分、日本で主流のABSやHWでこのパワーに耐えられる構造の物を作るのは難しいのですが、BATONの製品は日本の自主規制団体JASGも認める高い安全性を誇ります。
BM-9は実銃のベレッタM9をモデルに、かつてのMGCのガンデザイナー小林太三氏が監修。さらに氏が設計したタニオ・コバ CO2バルブが安全性を高めています。
中古市場でも見かけますが、こればかりはなるべく新しい物を入手する事をオススメします。


7. [マルシン] S&W M36 チーフスペシャル(Xカートリッジ)

〜弾を込める楽しさ「リアルカート」〜
ここまで紹介してきたエアガンに「でも、BB弾って薬莢にも入ってなくてマガジンに直接ジャー、って入れるじゃないですか?あれぜんぜんリアルじゃないですよね?」というご不満をお持ちの方もいるかもしれません。
わかりますよ。
そんな方には、本物の銃と同じように薬莢を一発ずつ込めて遊ぶ「ガスリボルバー」がオススメです。その代表格がマルシン工業の「Xカートリッジ」シリーズ。
アルミや真鍮で作られたこのカートリッジは、手に持つとズッシリ重く、弾頭まで再現されたリアルな形状をしています。その先端にBB弾をポチッと詰め、シリンダー(回転式弾倉)に1発ずつ差し込んでいく……。
正直、サバゲーで勝つための効率ではマガジン式に到底及びません。でも、「カチカチと音を立てて弾を込める」というこの儀式こそが、ガスリボルバーの楽しさの9割と言っても過言ではないでしょう。
マルシンさんは再販までの間隔がかなり長く、そのたびに受注生産に近い形を取っています。
中古であっても予備のカートリッジ調達の事を考えると、この36チーフスペシャルのように、比較的、再販から日が浅い物を狙うといいでしょう。


8. [タナカ] S&W M36 パフォーマンスセンター 3インチ ver.2 HW

〜驚異のメカニズム「ペガサスリボルバー」〜
「リボルバーは好きだよ?でもね、俺ね、弾がちゃんと当たる方が良いんだよね。ブローバックとかリアルカートも良いけど、やっぱり弾が、弾がよく飛ぶのがいいからさ」
わかりましたよ!
そんな方には、リボルバータイプながら通常のガスガンに負けない実射性能を実現する「ペガサスシステム」を搭載したタナカのガスリボルバーがオススメ。
シリンダーそのものをガスタンクにしてしまう事で、ガスリボルバーの宿命だった「ガスの通り道の不安定さ」を解消。さらにはモデルガンと生産ラインが一部共有化されるため、その仕上げの美しさもモデルガンに引けを取りません。
そのため、コレクター人気が非常に高い商品です。箱や説明書も綺麗に取っておけば、手放す際も高価買取が望めるでしょう。


9. [東京マルイ] M4A1 MWS

〜内でも外でも主役を張れる、ガスライフルの超定番〜
ここまでハンドガンだけを紹介してきましたが、やはりいずれは長物にも挑戦したいところ。「いや、むしろ俺はせっかくだからライフルから行くぜ!」という方には、やはり東京マルイになりますがこれが「固い」選択です。
ガスライフルは構造が複雑で、以前は「中古で買うのは怖い」と言われるジャンルでした。しかし、このMWSが搭載する「Z-システム」は、とにかく壊れない。買取現場でも「ガンガン使い込まれているのに、中身はピンピンしている」個体が多く、そのタフさには脱帽します。
実銃のM4A1 MWSは「これからの戦争は状況に合わせてスコープやライトを自由に付け替えられへんとアカン!」と考えたアメリカ軍が、スコープやライトを付けられる「ピカティニーレール」をたくさん標準装備したモデル。
マルイのMWSもこの点をしっかり再現しており、国内のサードパーティのみならず、弾の発射に関係のない実銃パーツも割とそのまま付けられるという猛烈な拡張性を持っています。
中古市場なら、未使用品・美品だけでなくこだわりのカスタム品を探すという楽しみもあるモデルになっています。


10. [Action Army] AAP01 アサシン

〜1万円台で手に入る、海外製ガスガン入門に最適な1挺〜
こだわり派の7選ということで、ちょっとお高めの物の紹介が続きました。最後はお手頃なヤツ行っときましょう。
[Action Army] AAP01 アサシンは、ワルサーP38やスターム・ルガーMk1っぽい外観ですが、実銃のモデルのない、いわゆる「架空銃」モデルです。
詳しくは省きますが「海外製はまともに動かない」という日本のエアガンファンのイメージを塗り替えたスゴい商品なのです。
Action Armyは台湾のメーカー。台湾は2026年現在、もっとも盛んにエアガンを製造していると言える国で、日本では発売されていないような素敵なエアガンがたくさん売られています。
ただ、銃刀法的な法律が日本のそれと違うので台湾旅行のお土産としてそのまま持ち帰ると違法となる事がほとんどです。
AAP01は自主規制団体の認証こそ得てないものの、材質や発射パワーは日本の法規制対応相当なのでそのあたりが心配ありません。
専用のカスタムパーツが多く、東京マルイのグロックともある程度の互換性があります。
台湾の豊かなエアガン文化を体験する、海外製ガスガン入門用としては最適でしょう。
ただ、文化的な違いもあり、新品の箱を空けてすぐさま十全に動くようにはなっていません。
グリスアップなどの調整は必須です。安いので調整の練習用としても良いですね。
注意すべき点は、「JP ver.」の記載のある物は純正のマガジンそのままで問題ないのですが、そうでないものはマガジンの「ガス注入バルブ」が海外仕様な点。
- マルイグロックマガジンの「ガスルートパッキン」をアサシン用の物(別売)に交換
- アサシンマガジンの「ガス注入バルブ」を日本仕様の物(別売)に交換
のどちらかの工作を自分で行う必要があります。


最後に:トイガン選びに迷ったら
今回ご紹介した10挺は、どれも個性的で、手放す時も価値が残りやすい名作ばかりです。まずは自分が「カッコいい!」と直感で思ったものを選んでみてください。その一挺が、あなたのホビーライフを大きく広げてくれるはずです。
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