[KSC] AP200SB

KSC AP200SB エアガンは、日本のメーカー「KSC」が販売する、精密射撃競技(APSカップ)向けに設計されたエアコッキング式ハンドガンです。従来モデル「AP200S」の命中精度や操作性を踏襲しつつ、視認性に優れたファイバーフロントサイトを新たに採用しています。

特徴

KSC AP200SBは、1発ずつ手動でコッキングして発射するエアーコンプレスト方式を採用しており、高い命中精度を実現しています。日本エアースポーツガン協会(JASG)公認のAPS競技モデルとして、公式競技への使用が可能な本格派仕様です。一番の特徴は、高輝度ファイバーフロントサイトの搭載です。これにより、明るい環境下でも素早くターゲットを捉えることが可能となり、特にスピード系競技での照準性が大幅に改善されています。また、リアサイトには精密な調整が可能なマイクロアジャスト機構を搭載しており、射手の好みに合わせたゼロイン調整が行えます。本モデルは、マットブラック塗装をベースにしてスライド両サイドにミラーポリッシュ加工が施され、光の角度によって上品な輝きを放つ仕上がり。質感の高さと視覚的アピールを両立しています。軽量なフレーム設計やスムーズなトリガーフィーリングなど「AP200S」の基本性能はそのままに、視覚的・機能的なアドバンテージが加わったモデルとして位置付けられます。装弾数16発のAPS専用マガジンにより、安定した給弾とリロードが可能です。

査定のポイント

KSC AP200SBはAPS競技専用の高精度モデルであるため、査定時には命中精度やサイトの視認性、操作性の安定性が重要視されます。特にファイバーフロントサイトの破損や劣化がないかは大きなチェックポイントです。加えて、外観の仕上げ状態も査定に影響します。マットブラック塗装の摩耗や、ポリッシュ部分の擦り傷・くすみなどが少ない場合は高評価を得やすく、逆に目立つ傷や塗装の剥がれがあると減額対象になる可能性があります。また、トリガーユニットや可動部の状態、フレームの歪みやヒビも重要です。外箱・説明書・調整ツール・スペアマガジンなどの付属品の有無も査定額に反映されます。純正状態を保ち、メンテナンスが丁寧に行われている個体は特に評価が高くなる一方で、無理な改造やパーツの欠損がある場合は減額要因となりますので注意が必要です。

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