[東京マルイ] H&K PSG-1

東京マルイスタンダード電動ガンの中では異色のセミオートオンリー、最大最長のスナイパー様御用達ライフル。1995年12月の発売時点で他のスタンダード電動ガンの2倍弱のお値段だったハイグレードな商品です。

実銃のH&K PSG-1
ヘッケラー&コッホ社が自社のG3アサルトライフルをベースに設計した7.62mm×51弾を使用するスナイパーライフル。PSGとはPräzisionsschützengewehr（ドイツ語で精密射撃ライフル）の略。
ミュンヘンオリンピック事件での人質救出失敗に衝撃を受けた西ドイツ当局の「セミオート式でボルトアクション式と同じくらいの狙撃用ライフル」というオーダーにより、ワルサーWA2000と共に開発されました。セミオート式は万が一ターゲットを外したとしても次弾装填にかかるタイムラグが短く、ドイツの対テロ部隊GSG-9や、イギリスの特殊空挺部隊SASでの採用に至っています。
凄まじいまでの射撃精度の代償に重量と取り回しの悪さがかなりの物で、そのため通常の軍隊には採用されておらず、近年ではより軽量で可搬性の高い最新ボルトアクションライフルや、最新の軍用アサルトライフルとパーツを共用する狙撃用ライフルに取って代わられていますが、スナイパーの象徴として伝説的存在になっており、今でもファンからの人気の高い銃です。

製品の特徴
メカボックスは専用設計のVer.4で、BB弾発射後に自動的にピストンを戻してスプリングを再圧縮する、現在のプリコッキング機能の原型とも言える仕様となっています。
これにより、当時は電動ガンの弱点とされていた「トリガーの反応の悪さ」が解消されています。初速も若干高めの調整で、他の電動ガンに比べて「撃ったらすぐ当たる」感覚が強化されていました。また、世界的なスコープメーカーであるtasco製のレティクルの上下左右調整ができる4倍固定倍率のスコープが標準装備されています。
HOPはもちろん、ストックのチークパッドの高さやバットストック、グリップ下部のハンドレスト、トリガーシューが調整可能で、プレイヤーごとに最高の狙撃ができるよう配慮されています。
バッテリーはニッケル水素ミニバッテリー・またはAKバッテリーが使用可能。マガジンは15発装填可能なスチールプレスの物ですが、実銃通りG3と共通なので、500連マガジンなどを装着する事もできるといえばできます。さすがに野暮だし、そもそもセミオートオンリーなので打ち切るのが大変ですが……。

買い取りのポイント
パッケージ箱の長さは1m30cm、総重量は4kgを超えるド級の電動ガンです。元が高額な商品なので自然、買取価格も高めの設定です。
そのためかパッケージ箱に直接、配送伝票を貼ってしまわれがちなのですが、これをすると「箱傷み」の扱いとなり、買取価格が落ちてしまします。
当店の無料梱包キットをご利用いただければキレイな状態で送れるので高額買取が目指せます。
ver4メカボックスの疑似プリコッキングにより、スプリングが常時圧縮されているため、スプリング・ギアに負担がかかりやすく、動作寿命はどうしても他の電動ガンより短くなってしまいます。
それでも外観の状態が保たれていれば減額は最低限で済みますので、マガジン内のBB弾を抜いておく、バッテリーは外しておく、ゴム製パーツは乾いた布でよく吹いて湿度の低い環境で、等の基本は抑えた保管をおすすめします。

東京マルイ H&K PSG-1の買取は、ぜひミリタリーグッズ.comへ!