タナカワークスのペガサスシステムのガスガン三八式騎兵銃。
田中木工時代から実銃・モデルガン用の木製ストックの製造を手がけていたタナカワークスの制作する、三八式歩兵銃の遺伝子を色濃く受け継ぐ品です。
こちらは2020年5月より販売されている特別仕上げバージョンです。
実銃の三八式騎兵銃
正式名称は「三八式騎銃」なのですが、ゴロがよくないのかこの名前で商品化される事の多い銃です。旧日本軍の顔役とも言えるボルトアクション式小銃・三八式歩兵銃を、騎兵や砲兵などの乗馬本分兵種向けに馬上での取り回しがいいように短縮化した物です。騎兵自体の役割が縮小した後にも戦車兵や飛行戦隊、空挺部隊に使用されました。後継の四四式騎銃・九九式短小銃ともども英語圏ではArisaka Carbineと呼ばれ、高価で取引されているようです。こちらも帝国陸軍の存在した時代を描くほとんどの作品に登場します。
製品の特徴
ただでさえ美しい通常ver.の機関部などの亜鉛合金に同ver.の歩兵銃同様「歴史が宿る鉄」をイメージしたメタリックグレーめっき仕上げとした品。南部鉄器などの黒染め加工された鉄を思わせる逸品です。
こちらはペガサスシステムなのでガスマガジン式。また、金属部分にはタナカ・ワークスのマークが刻印されています。
前にあったビンテージブルーフィニッシュとはまた趣の異なる品です。タナカ製品の例によって例のごとく同様の仕上げのモデルガンも存在します。
モデルガンとは銃身に改造防止用のインサートがあるので簡単に見分けられますが、ビンテージブルーフィニッシュとは元箱や領収書などがない場合、色味だけ・写真だけで判断するのは少々難しいかもしれません。当店では本査定時に実物にて鑑定させていただきますのでご安心ください。
買い取りのポイント
元々の価格が高い上、生産数が限られているので、状態を問わず買取金額はある程度以上が狙えます。ビンテージブルーフィニッシュともども、通常ver以上の高価買取となります。ストック・金属部分ともに最初から保存性を高める処理が丁寧にされた品なので、高温多湿の所に埃まみれで放置した…などでない限り、状態は保たれているはずです。
スリングやダストカバー、スペアマガジン、三十年式銃剣レプリカなどについても合わせてお送りいただければ、それぞれお値段付けさせていただきます。
亡くなったご家族の大事なコレクションとして発見される事も多い品です。遺品買取・出張買取の経験豊富なエアガン・モデルガン買取専門店がお薦めです。
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