KSCから登場したHK33シリーズのバリエーションで、それらよりも更に小型に切り詰められたアサルトカービンがHK53です。
同社製HK33シリーズと共通の基礎構造に、大きく短縮されたバレルと伸縮式ストックがその特徴を物語ります。
見た目通りの取り回しの良さが最大の特徴で、PDWに通ずるコンセプトは各国の特殊部隊に採用されてきた実績を感じさせます。
ピストンをシアーによって制御する発射構造から、トリガーを引いてから発射までのラグが少ないのも特長となっています。
シリーズ中最も前後が短いことでコッキングレバーが操作しやすく、特徴であるエアコッキング方式の射撃もしやすいバリエーションとなっています。
金属と樹脂の組み合わさったパーツ構成によって、全体としてカッチリとリアル感あふれる作り。
重さがありつつ小ぶりなため安定感もあり、非常に扱いやすいモデルに仕上げられています。
TOP製のM4にも似たエアコッキングでも発射可能な機構は、変わった構造ゆえの脆さもあるため適切な手順で動作可能な状態を保全しておくことがポイントです。
元々の仕様ではバッテリーがセットとなっていますが、こちらはある種の消耗品とみなしていますので時間が経って使えなくなっていても査定額にはそれほど影響しません。
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