M4/M16系スタンダード電動ガンのバリエーションとして2003年4月に発売された商品。その前年に公開された映画「ブラック・ホーク・ダウン」に実銃が登場しており、その熱が醒めないうちの発売でした。
実銃のコルト M733コマンド
東西冷戦期に米軍が制式採用していたアサルトライフルM16A2の短縮バージョン。いわゆる「コルト・コマンドー」の一つで、XM177E2と同じくM4の祖先と言える銃です。
M733はコルト社での商品名で、700番台はM16A2ベースの機種を示しています。この名前で呼ばれるのは、つまりこの銃自体が制式採用はされていなかったからなのですが、M4A1カービン以前に非公式ながらアメリカ陸軍特殊部隊デルタフォースがあった1990年代なかばに使用していた事が知られており、ソマリアへの軍事介入などで実戦に投入された物と考えられています。
ソマリアの「モガディシュの戦闘」が下敷きとなっている「ブラック・ホーク・ダウン」でもヘリパイロット救出に向かうにデルタフォースの隊員たちが使用していました。
製品の特徴
メカBOXはVer.2mod、モーターはEG1000、バッテリーは前方のハンドガードにミニ・ミニSを取り付け、と、98年に発売のM4A1カービンと同様の仕様で、スペアマガジンなども共用です。
外観面ではM4A1との大きな違いであるコマーシャルタイプ(民間用)刻印や、上部のクーリングホールの数が1少ない6穴で細身のハンドガード、初期タイプのテレスコピックストックが再現されています。
上部のキャリングハンドルは実銃通り取り外すことはできないのですが、東京マルイ純正マウントベースを取り付ければドットサイトやスコープなどの高額機器も装備できます。
CYMAやClassic Armyなども電動ガンを発売している機種ですが、東京マルイ製は真ん中のレシーバーが樹脂製だったり、ハンドガードがリアルサイズではなかったりと、実銃再現の面では見劣りするのが見分けのポイントとなってしまいます。パッケージはオリーブドラブの地色に黒の文字で素敵なのですが……。
買い取りのポイント
外装が割れたり折れたりてしまっているものやパーツが足りないもの、動作に難があるものの買取をご検討の場合も、よほどひどい状態でなければ買取可能です。
傷みがあっても箱ありなら買取ボーナス対象になる可能性は高いので、他店で買取不可とされた品物も、諦めずに当店にご相談ください。
東京マルイ コルト M733コマンドの買取は、ぜひミリタリーグッズ.comへ!