SIG Sauer SP2340のマイナーチェンジにして現行型のSIG SP2022をガスガンとしてモデルアップした製品。
元となったSP2340のほか、SP2009も製品化されています。
実銃SP2022から「SIG PRO」表記が消えている関係で、ガスガンの商品化にあたってもパッケージが一新されてSIG PRO表記がなくなり、ずいぶん雰囲気が異なります。
前機種2つと比較すると、現行タクティカルハンドガンらしくマウントレイルが20mm規格となっています。
またSYSTEM7を搭載したことで、ブローバックに関しては大幅にパワーアップ。
スライドをABS・フレームをHWと材質を分けて作ることで、実銃では金属スライドと樹脂フレームとで分けている構成にならっており、パーツごとの材質の違いを表現しています。
ガスガンとしての製品化はあまり無く、他では台湾のKWCで見られるモデル程度の珍しいモデルですが、先述の通り同じKSCから大きく三機種のバリエーション展開がされています。
それぞれスライドに大きく機種を表す刻印が入っているうえ、このSP2022に至ってはSYSTEM7搭載でエンジンからして異なり、動作性が他2種と比べると圧倒的に上です。
ジャンダルムリ、タクティカル、マニュアルセフティ装備型といった刻印や装備構成の少しずつ異なるバリエーションが展開されており、区別には刻印だけでなく特徴の差を確認することがポイントとなります。
画像を参考に、どの機種にあたるか比較してみましょう。
査定のポイント
SP2340、SP2009と比べると年代が新しく、それらよりは動作上の不具合が出ている割合は少ない傾向にあります。
しかし、動作が良くなったが故にSP2022固有の問題もあり、特にスライドストップノッチ(スライドストップ時に引っかかる切り欠き)が動作に伴って削れやすくなっています。
スライドストップノッチが削れると引っかかりが悪くなり、残弾0になってもホールドオープン状態にならなくなります。
この部分は修復が非常に難しいため、残弾がない状態でスライドが後退した時に、しっかりオープン状態になるかどうかは大きなポイントとなります。
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