実銃の発売からほどなくの発売によって実銃そのものを広く認知させたKSC製クーガーF。
2013年、それをハードキックエンジン「SYSTEM7」を搭載しアップデートしたのがこのモデルです。
ABSモデルより重量を増したHWスライドのバリエーション。
バレルが30度回転してロックを解除するクーガー独自のショートリコイル方式を、実銃とほぼ同様の形状と動作でガスブローバックガンに落とし込んでいるのが最大の特徴。
SYSTEM7の搭載によってブローバックが強烈になり、初期モデルと比べて動作性がかなり向上しています。
重量のあるHWスライドの搭載により、ABSモデルよりも更に強烈なガツンと迫力あるアクションを実現しています。
SYSTEM7へのアップデートによって、撃つ楽しさに関してはやはり圧倒的。ほぼすべての面でアップデートされています。
HWによる重量も嬉しいところで、持ってよし構えてよし撃ってよし。
スライドの刻印は「PETRO BERETTA」。実銃とは異なりますが、KSCロゴはテイクダウンレバーの下に隠され、トイガン感を抑える努力がなされています。
ダブルアクション時のトリガープルは非常に軽く、撃って驚く要素のひとつとなっています。
グリップはKSCロゴのままですが、刻印と違って取り換えが効くので思い思いにリアリティをアップしていける仕様です。
査定のポイント
構造上、スライド内側のアウターバレルを支える突起がスライド同様の樹脂製であるため、ここが使用に伴って折れやすくなっています。
ここが折れても射撃は可能ですが、アウターバレルに遊びができて不安定な個体はこの症状が出ている可能性があります。
個体によっては普通に使っていても折れることがあるので予防の難しい症状ですが、ここは査定に影響の出るポイントです。
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