SIG Sauer SP2340の9x19 mmパラベラム弾仕様・SIG SP2009をガスガンとしてモデルアップした製品。
パッケージに書いてある通りSIG Proシリーズのひとつで、元となったSP2340のほか、SP2022も製品化されています。
本モデルはその刻印バリエーションで、ドイツ国家警察特殊部隊「GSG9」の創設30周年を記念する1000丁限定生産の特別仕様です。
元となったSP2340と同様、ガスガン製品としては内部構造を忠実に再現することをコンセプトとし、実際に分解した時に見える機構が実物そっくりなのが特徴的です。
また、KSCのバリエーションとしてはSP2340をABSモデル、SP2009をHWモデルと位置付けており、材質の差より重量が増しています。
このモデルは特別仕様として、フロントセレーションの追加とスライド・バレルのポーティング加工が施されています。
スライド上部やフレーム先端に入っている特徴的な刻印は、「GSG9」=「グレンツシュッツグルッペ9(第9国境警備隊)」を表しています。
SIG SPシリーズのGSG記念バリエーションはいくつかあり、このモデルの他にはSP2009 GSG9カスタム 35周年記念モデルとSP2340 GSG9カスタム 35周年記念モデルが存在します。
これらとの違いは一見わかりにくいですが、35周年にはマガジンに記念刻印があり、30周年には無いという差があります。
確認する際には、各部の刻印と併せてマガジンを見てみると区別しやすくなっています。
査定のポイント
KSC製品としても比較的古いモデルになるため、動作にガタがきている個体も多くあります。
このモデルはスライドの材質がHWのため、ABSと比較すると若干ながら動作面では不利であり、経年による不具合はより出やすくなっています。
特にガス漏れやブローバック不良を起こしていることが多く、これらに問題ないことが査定では大きなポイントとなります。
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