KTWが製造・販売するエアーコッキングライフル「モシンナガン 歩兵銃」(M1891/30)は、帝政ロシアおよびソ連の主力ボルトアクション小銃を、外観や機構を可能な限り再現したモデルです。
特徴
モシンナガン 歩兵銃は、オニグルミ材のストックと金属パーツを組み合わせたクラシカルな外観と、精緻なボルトアクションの操作感が魅力です。ボルトを垂直に立てて引き切る独特の動き(KTWアクション方式)を再現し、後端に設けられた大きな“コッキングピース”も存在感を放ちます。給弾はフロアプレート式で、内部に22発を装填可能。フロアプレートを開閉して弾を収める仕組みが独特の操作感を生み出しています。リアサイトはタンジェント式で昇降可能、ホップ調整は照尺部の下側に設けられたネジで行えるなど、外観と実用性を両立した作りとなっています。さらに樹脂製の着脱式銃剣も付属し、ロシア銃らしい迫力を再現しています。
見分け方
ボルト後端の大きなコッキングピースはモシンナガン特有で、外観上もっともわかりやすい識別点です。フロアプレートの開閉式給弾機構も大きな特徴で、この造形を見ればモシンナガン型と判別できます。着脱式の銃剣基部を備えている点はKTW版の特徴であり、樹脂製銃剣の有無も見分けの要素となります。リアサイトがタンジェント式で昇降可能な点、また照尺下部にホップ調整ネジが存在する点も判別材料です。全長は1,230mm、重量は約3,000gという実感のあるボリューム、オニグルミ材の銃床、金属部品の質感、そして22発の給弾機構などで見分けることができます。
査定のポイント
モシンナガン 歩兵銃の査定ではまず、オニグルミ材のストック状態が大きな評価対象になります。割れ・欠け・深い打痕がなく、オイル仕上げが美しく保たれているものは高評価です。金属部品では錆や変色、メッキ剥離の有無が重要で、特にボルトやコッキングピースの動作が滑らかであるかがチェックされます。リアサイトが正しく作動し、クリック感がしっかり残っているかも評価に直結します。フロアプレートの開閉機構が正常に働き、給弾がスムーズに行えるかどうかも大切です。外観の保存状態が良く、付属の銃剣やスリング、元箱や取扱説明書などが揃っていれば、満額査定になりやすいと言えます。
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