同社「1891/30歩兵銃」をベースに作られたKTW  モシンナガン狙撃銃。クラシックなPU型orPE型スコープを標準搭載していたものも以前は販売がありましたが、ここでは平成30年移行に販売されている現行のスリングとスコープマウントベースのみがセットになっている「改」を紹介します。
見分け方
スコープは付属せず、ピカティニー規格のスコープマウントだけの付属なので一目瞭然です。
レシーバー左側にスコープマウント取り付け用のM4ネジ穴?2があるのと、PU型同様にボルトハンドルが延長されているのが歩兵銃との主な見分けポイントとなっています。
騎銃のスコープつきとは長さが違います。全長をメジャーで測って1230mmあれば狙撃銃の方で間違いありません。
ダブルベルが近々、日本でエアコッキング仕様での販売を予定している(2025年10月現在)ようですが、通例から言えば木部の仕上がりに大きく差があるはず。もちろんKTWの方がキレイです。
特徴
レシーバーや延長されたボルトハンドル形状は旧タイプをそのまま踏襲しています。もちろん銃剣基部やタンジェント式リアサイト、照尺周辺のホップ調整ネジなど歩兵銃の意匠もそのまま踏襲されています。
装弾数はフロアプレート方式で約22発、クルミ材のストックと金属外装の組み合わせで質感高く仕上げられており、メンテナンス用のワトコオイルも付属します。
スコープは19世紀の古いタイプの物をわざわざ現代で作るのが逆に難しくなっており、やむを得ずスコープなしの仕様となったようです。
査定のポイント
歩兵銃同様、クルミ製ストックの割れ・欠け・補修痕の有無とオイル仕上げの良否がポイントです。もちろん純正のスリングとスコープマウントベースがなくなっていないのもポイントになります。ワトコオイルも付属していますが、これは消耗品なので使い切られていても査定額には影響しません。
マウント・マウントベースのネジの痛み具合も査定時に重要になりますので、お送りいただく際にこれらを取り外す際は十分にお気をつけください。
各種付属品に加えて外箱も本来の物が揃ってれば、かなりの高額査定が狙える品です。もちろん、一緒にお使いのスコープがあれば一緒にお送りください。
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