1998年にSIG Sauer社から発表されたSIG SP2340をABSガスガンとしてモデルアップした製品。
パッケージに書いてある通りSIG Proシリーズのひとつで、そのシリーズの中に含まれるSP2009、SP2022も製品化されています。
ガスガン製品としては内部構造を忠実に再現することをコンセプトとし、実際に分解した時に見える機構が実物そっくりなのが特徴的です。
実銃とガスブローバックではもちろん構造が異なるのですが、多少のデフォルメはありつつしっかりと再現されており、KSCの努力とこだわりが伝わってくる出来。
外観の再現度も高く、現在まで続く人気の理由がうかがえる作りになっています。
ただし実銃のSP2340にはセフティがなく、この点まで再現してしまうと安全上問題があるため、トリガーに独自のセフティ機構が隠されているという律儀なところも。
ガスガンとしての製品化は他ではあまり無いモデルですが、先述の通り同じKSCから大きく三機種のバリエーション展開がされています。
とはいえ、それぞれスライドに大きく機種を表す刻印がすばり入っているので、区別に迷うことはないでしょう。
GSG9カスタム 35周年記念モデル、トライアルカスタムといった刻印違いのバリエーションは存在するため、刻印を画像と比べてみるのが見分けるポイントです。
査定のポイント
KSC製品としても比較的古いモデルになるため、動作にガタがきている個体も多くあります。
特にガス漏れやブローバック不良を起こしていることが多く、これらに問題ないことが査定では大きなポイントとなります。
スライドの動きが悪い個体は、シリコンメンテナンスオイルを使って潤滑をよくしてやると復活するかもしれません。
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