KTWより2011年12月1日に発売された「リー・エンフィールド No.4ライフル」エアガンは、大英帝国の歴史的名銃を、ブナ材オイル仕上げストックと精密なボルトアクション機構で忠実に再現した、KTWのこだわりが詰まったモデルです。
特徴
1888年に大英帝国陸軍に採用されたリー・エンフィールドは、ボルトハンドルの起こし角が少なく、ボルトストロークも短く、しかも10連発という高い速射・連射性能により、第1次・第2次の両大戦で活躍した名銃です。KTWがモデル化したのは、その中で最も普及した1931年採用のNo.4ライフルです。ボルト式エアコッキング機構により、実銃と同様の操作感を再現しています。全長1130mm、重量3.2kgというフルサイズ仕様で、本物のブナ材をオイル仕上げしたストックを採用し、高い質感と重厚感を実現しました。13発装弾可能なマガジンを搭載し、スリングも標準付属した本格仕様のモデルとなっています。
見分け方のポイント
リー・エンフィールド No.4ライフルは、以下の外観的特徴から他のモデルと区別できます。ボルトハンドルが銃床に対して後方に湾曲した独特の形状をしており、ボルトの起こし角が小さいのが特徴です。レシーバー上部にはピープサイト(穴覗き式照門)を備えた照準器が装備されています。銃口部分には特徴的なマズルプロテクターがあり、これは銃剣取り付け用の基部も兼ねています。ストックは2ピース構成で、フォアエンドとバットストックが分かれており、金属製のバンドで固定されています。マガジンはボディに内蔵される形式で、マガジン底部がわずかに突出した独特のシルエットが特徴になっています。また、トリガーガード後方にはマガジンリリースボタンが配置されているのも識別ポイントです。
査定のポイント
KTWのリー・エンフィールド No.4ライフルは、2011年発売の初回版と2017年再発売版があり、いずれも生産数が限られているため、コレクターズアイテムとしての価値が高い製品です。木製ストックの状態が査定に大きく影響するため、傷や打痕、塗装の剥がれ、乾燥によるひび割れなどがないかが重要なチェックポイントとなります。ブナ材の質感とオイル仕上げの艶が保たれているかで評価が分かれます。ボルトアクション機構の動作がスムーズであること、ボルトハンドルや各可動部の摩耗が少ないことも重要です。金属パーツの錆や腐食、メッキ剥がれの有無もチェックされます。外箱や取扱説明書、スリングなどの付属品が完備されていれば、さらに高い評価となります。
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