KTWより2015年に発売された「ウィンチェスター M70 Pre64 II」エアガンは、初代「M70 Pre64」をセミブルバレル・マット仕上げ仕様に変更した「ライフルマンのライフル」の進化版モデルです。
特徴
ウィンチェスター M70は、1937年に発売され、狩猟用ライフルとして多くのハンターに愛された名銃です。特に1964年までに製造された全削りだし鍛造品は「Pre64」と呼ばれ、ベトナム戦争初期には米海兵隊のハフコック軍曹が数々の伝説的な狙撃記録を残し、小説「極大射程」のモデルとも言われています。KTWのM70 Pre64 IIは、初代Pre64の基本設計を踏襲しつつ、セミブルバレル・マット仕上げ仕様へと進化させたモデルです。ボルト式エアーコッキング機構を採用し、実銃の装填・排莢動作を忠実に再現しています。アルミ削り出し一本物のテーパードバレルは、初代の黒メッキ仕上げからマット仕上げに変更され、より現代的な質感を実現。アメリカン・ウォールナット材を使用した銃床はウレタン仕上げで、美しい木目が際立ちます。細身のストックは実戦向きで「ライフルマンのライフル」と称された所以を体現しています。全長1,140mm、装弾数22発というスペックで、10mで30mm圏内のコインショットを実現しなければ出荷されない厳格な基準を持つ本格派モデルです。
見分け方
M70 Pre64 IIの最大の特徴は、初代Pre64の黒メッキ仕上げから変更されたセミブルバレル・マット仕上げのバレルです。細身で精悍なアメリカン・ウォールナット製の木製ストックは初代と同様の仕様で、スーパーグレードモデルとの違いはストックのみです。ボルトハンドル、ボルトリリースレバー、ボルトロックボタンなど、M70特有のボルト機構を完全再現。トリガーガード前部のマガジンプレートから装弾する独特の給弾方式を採用しています。銃身はアルミ削り出しのセミブルバレルでマット仕上げ、レシーバーも全金属製で重厚感があります。初代Pre64との外観上の最大の違いは、光沢のある黒メッキ仕上げから落ち着いたマット仕上げへの変更点です。
査定のポイント
査定では、アメリカン・ウォールナット製ストックの状態(傷や打痕、ひび割れ、ウレタン仕上げ)を確認いたします。アルミ削り出しバレルのマット仕上げの塗装剥がれや傷、凹みの有無も重要です。ボルト機構の動作がスムーズか、ボルトリリースレバーやボルトロックボタンが正常に機能するか、マガジンプレートの開閉に問題がないかもチェックポイントです。KTW独自の10m30mm圏内という高い集弾性を維持しているかも重要な評価基準となります。外箱、取扱説明書、試射的、スペアマガジン、マウントベース等の付属品で査定額が変わります。またオプションで購入されたスコープをお持ちの場合は、本体と同時に買取が可能です。初代Pre64からマイナーチェンジされ、米軍の近代スナイパーライフルの元祖として知られる名銃の改良版として、コレクターからの需要が高く、全体的なコンディションが良好であれば高額査定が期待できます。
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